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2010 年06 月27 日

影絵アート

10番目の感傷
●日本を代表するメディアアーティスト クワクボリョウタさんの、影を使った「10番目の感傷」という作品。 模型の中を光源が動いていく。今年はずっと置いてあるようなので東京へ行ったら、これはぜひ見てみたい。 ドーム3Dでも、模型を固定して光源の方を動かすというのは初期にでたアイデアで自分は小惑星のある空間で多数の戦闘機の空中戦(スターウォーズですな)なんかをやれないかと思っていたのだが、さすがアーティストはアートとしてうまく使っているなあ、と思いました。 「10番目の感傷」 暗い部屋の中を走る鉄道模型の先頭には,ちいさなLED照明が点灯しています.その車両は,模型の線路のルートに従い,大小さまざまな「もの」が配置された室内をゆっくりと移動し,それに伴って「もの」の影が室内の壁,天井に投影されます.その光源の動きから,静止している「もの」の影が映像として動きだし,車窓からの眺めのように移動し,あたかも観客が車両に乗っているかのように影に包囲されます. ●3Dでもないし、全然別なテイストの作品だけど、根っこのアイデアは似ているよなあ。 「ジャンク宿」 しかたがないので子供はその場に置いて他の展示を見てきた。今回はクワクボリョウタさんの「10番目の感傷」が非常に印象的。単純な仕組みなのに引き込まれる。これは見たほうが良いと思う。 見てる時にヒゲキタさんの手作り3Dプラネタリウムを思い出してしまった(笑)。同じ手法でこっちも3D化できるよなぁ。 ●やっぱりおなじような感想をもっている人もいるよ。 いや、まてよ。たしか 「現実臨界」 こんな感動するプラネタリウムは見た事がない。 完全やられた。 クワクボさんもやられてました(笑) ●そうか! Make Tokyo Meeting に来てたんだ。 もしかして(たぶん)ヒゲキタの3Dがアイデアのもとになっているのかもしれない。 ヒゲキタの3Dドームもつくば科学万博の富士通館やエクスプロラトリアムなどの映像をヒントにしている。 もとの立体影絵のアイデアはアメリカのハモンドの興行だという。 こうしてアイデアは受け継がれ、発展していくのだ。 ちなみにクワクボさんは八谷さんや船田さん岩井さんとも繋がりがあるようだ。 オレも見せ物ではなく、メディアアーティストにしてればよかったのかもしれないな。

投稿者:ヒゲキタ
at 22 :13| 日記 | コメント(0 )

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